上海蟹の名産地として知られる陽澄湖のほとりに巨大な蟹の建造物が現れたと、インターネットユーザーの間で話題だ。建物の正体は、江蘇省昆山市巴城鎮の行政当局が建設工事を進める「上海蟹生態館」。1300万元を投じたこの建物はカニに関する総合レジャー施設として18年7月以降にオープン予定という。

建物は高さ約16㎡、敷地面積1200㎡。巴城鎮の広報担当者によると、元々は大規模な喫茶店だったが、経営不振で閉鎖されて以来、空き家のまま何年も放置されていた。外壁が崩れ始め、周囲の景観に悪影響があると判断したため、改築を決定。「蟹文化」をテーマとするレジャー施設として活用することとした。

今年3月に上海蟹を模した外装工事を終え、来年7月以降に竣工、オープンする予定だという。【揚子晩報 11月3日】

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