「所得格差大きすぎる」が約70％ 20年前より増 ＮＨＫ世論調査

ＮＨＫ放送文化研究所ほうそうぶんかけんきゅうじょは、国民こくみんの格差意識かくさいしきの変化へんかを調しらべるため、1999年ねんから10年ねんごとに世よ論ろん調ちょう査さを行おこなっています。

日本NHK放送文化研究所从1999年起每10年对国民进行一次舆论调查（或民意调查），以调查人们对收入差距看法的变化。

今こん回かいは去きょ年ねん11月がつに、全ぜん国こくの18歳さい以い上じょうの男だん女じょ2400人にんを対たい象しょうに配はい付ふ回かい収しゅう法ほうで調ちょう査さを行おこない、61.5％に当あたる1476人にんから回かい答とうを得えました。

这次是于去年11月，采用问卷调查法对日本全国2400名18岁以上的男女进行了调查，得到了1476人受访者的答复，占61.5％。

このうち「日にっ本ぽんでは所しょ得とく格かく差さは大おおきすぎると思おもうかどうか」と聞きいたところ、「どちらかといえば」を含ふくめて「そう思おもう」と答こたえた人ひとは20年ねん前まえより５ポイント増ふえて69％でした。

其中，当被问及“是否认为日本的收入差距过大”时，回答“我是这么认为的”，包括“如果硬要说的话”的人的比例比20年前增加了5个百分点，达到69％。

雇こ用よう形けい態たい別べつには、

▽正せい規き雇こ用ようの人ひとで「どちらかといえば」を含ふくめて「そう思おもう」と答こたえたのは66％でしたが、

▽非ひ正せい規き雇こ用ようの人ひとの場ば合あいはおよそ‍8割わり‍に上り、13ポイント高だかくなりました。

按就业类型划分，

▽66％的正规就业人员回答“我是这么认为的”，包括“如果硬要说的话”，

▽非正规员工这一比例则大概高达80%，提高了13个百分点。

一いっ方ぽうで「所しょ得とくの格かく差さを縮ちぢめるための最さい近きんの政せい府ふの取とり組ぐみみはどのくらいうまくいっていると思おもうか」と聞きいたところ、

▽「まったくうまくいっていない」と「あまりうまくいっていない」を合あわせた答こたえは67％で、

▽「うまくいっている」の３％を上うわ回まわりました。

「どちらともいえない」は18％でした。

与此同时，当被问及“您认为最近日本政府为减少收入差距而采取的措施进展如何？”时，

▽回答“完全没有进展”和“进展不太好”的受访者，2者合计占67％，

▽回答 “进展顺利”的受访者超过了3％。

▽回答“不好说”的受访者占18％。

この結けっ果かについて、井い手で教きょう授じゅは「新しん型がたコロナウイルスにより経けい済ざい危き機きに不ふ安あんが高たかまる中なか、低てい所しょ得とく層そうの人ひとたちに十じゅう分ぶんな財ざい政せい支し援えんが必ひつ要ようだ」と指し摘てきしています。

针对这一调查结果，井手教授指出，“在新冠病毒引发的经济危机令人不安之际，低收入人群要有足够的资金支持。”

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